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9月1日-9月12日 10:00~18:00（當地時間）

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ローマ帝国（紀元前27年から1453年）は地中海を中心としたヨーロッパ、アジア、アフリカの3つの大陸にまたがる帝国でした。また古代ローマ文明の舞台でもありました。

紀元前1500年頃、エジプト人はガラスの工芸品を作る技術を習得しました。その後フェニキア人によりガラス工芸がエーゲ海沿岸に広がり始めました。ローマ帝国の領土拡大によりガラスの製作技術が領土全体に広がりました。その事よりローマングラスの芸術品や工芸品が地位と業績を高めました。

紀元前50年頃“吹きガラス”はシリアとパレスチナで発展しました。“吹きガラス” 吹き棹を使い、熔融したガラスを風船のようにふくらます技法のことです。これらの新技術は、ガラス器の多様化と生産性の著しい向上をもたらしました。更にローマ帝国の拡大とともに広く交易されるとともに、その技術も各地へ伝えられていきました。この時期にローマのガラス工芸品は最も発展し優れた作品を生み出しました。ローマ帝国時代に作られたガラスは「ローマングラス」と呼ばれるようになりました。

ガラス製造技術の改革を続け、ローマ帝国の拡大に伴い「ローマングラス」は世界中に急速に広まりました。

ローマングラスの特徴は長年地中に埋まっており、銀化現象が見られます。銀化とはガラスが長年地中に埋まっている間に、ガラスの成分と地中の微生物等との化学反応を起こしできます。様々な環境条件が整って始めて起こりうる現象であり、人工的には決して作れない神秘的な美しさがあります。